歯を失うことは、心にも影響する|食べる・話す・笑うことと歯の関係
食べる・話す・笑う。歯が果たす役割と、歯を失うことの心への影響を解説します。
この記事のポイント
- 歯は、食べるだけでなく、話す、笑う、自己表現するなど、毎日の暮らしに欠かせない役割を果たしています。
- 歯を失うことは、自尊心の低下や孤立感など、心への影響を伴うことがあります。
- 噛む力や飲み込む力の低下は、軽度認知障害(MCI)の早期のサインであることが分かってきました。
- 訪問歯科では、ご本人とご家族・介護者と連携しながら、心を含めた日常をサポートします。
歯のはたらきは、食べることだけではない
歯は、食べ物を噛むだけでなく、話す、笑う、自分を表現するなど、私たちの毎日の暮らしに欠かせない役割を果たしています。特に高齢の方にとって、歯を失うことは、身体の変化にとどまらず、自尊心の低下や心の面への影響を伴う、深刻な問題になることがあります。
歯を失うことが、心に与える影響
見た目への不安や恥ずかしさから、人との交流を避けるようになることがあります。それが、孤立感や、気持ちの落ち込み(抑うつ状態)につながることがあります。
噛む力・飲み込む力と、認知機能
厚生労働省のe-ヘルスネットでは、噛む力(咀嚼能力)や飲み込む力(嚥下機能)の低下が、軽度認知障害(MCI)の早期のサインであることが分かってきた、と説明されています。噛みにくさやむせなどに気づいたら、早めに歯科にご相談ください。
訪問歯科でできる、心を含めたサポート
歯科治療では、身体的なケアに加えて、心理的なケアも重要です。訪問歯科では、患者さまが自宅や施設で安心して治療を受けられるよう配慮します。患者さまご本人だけでなく、ご家族や介護者の方とも密接に連携を図りながら、日常をサポートし、健康で前向きな生活を目指しています。
患者さまご自身が、自分の状況に納得し、前向きに治療を受けられることを大切にしています。入れ歯や歯のことでお悩みの際は、診療内容・設備もご覧のうえ、お気軽にご相談ください。
よくあるご質問
歯を失うと、心にも影響があるのですか?
歯は、食べ物を噛むだけでなく、話す、笑う、自己表現するなど、日常生活に欠かせない役割を果たしています。歯を失うことは、自尊心の低下など、心理的な影響を伴うことがあります。
訪問歯科では、心のケアも考えてもらえますか?
歯科治療では、身体的なケアに加えて、心理的なケアも重要だと考えています。患者さまが自分の状況に納得し、前向きに治療を受けられるよう、配慮しています。
出典・参考資料
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「口腔機能の健康への影響」
- 院長 小原秀俊歯科医師の見解(歯を失うことの心理的な影響)
各資料の内容は、2026年10月4日に原文で確認しました。数値は公表時点のものです。最新の情報は、各資料の公表元をご確認ください。
このコラムについて
地域紙に連載した記事広告(2024年)の内容(院長が校閲したもの)をもとに、公的な資料で出典を確認し、Web用に加筆・再構成しました。内容は一般的な情報です。診断や治療方針は、実際にお口を拝見したうえで歯科医師が判断します。院長のプロフィール